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by mikey2010
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(4)セックスレス傾向3割

「女性がセックスに対する自分の考えや思いを伝え始めたことで、新たなセックスレスが生まれている」

 20年間にわたり、性の相談を受けてきた国立千葉医療センター産婦人科医長の大川玲子さんはこう話す。

 「もっとあってもいいと思うんだけど」「今日はどうしたの?」――。妻が口にする何気ない一言が、夫たちを委縮させ、性に消極的にさせてしまっているのだという。

 関東地方に住む主婦ユカさん(53、仮名)も、ある一言がきっかけで会社員の夫(54)とセックスレスになってしまった。

 「そんな状態で、無理にしなくていいわよ」

 50歳を前に、夫婦水入らずで出かけた北海道旅行の最後の夜。したたかに酔っていた夫は、その最中だったにもかかわらず、居眠りを始めた。ウトウトしてはハッとする。

 夫の進め方に口を出したことはほとんどなかったユカさんだが、この時ばかりは見かねて掛けた言葉だった。ところが夫は、それを聞くなり、横を向いて寝てしまい、その日以降、一切なくなった。

 高校の同級生だった夫とは大恋愛の末、結婚。2人の子どもを授かった後も買い物や旅行に2人でよく出かけた。3泊4日で訪れた北海道でも毎晩、同じ布団で寝た。

 「私にとってセックスは、愛情を確認するために欠かせないもの。なんでこんなふうになってしまったのか……」

 2004年、厚生労働省の研究班が、性体験のある16~49歳の1329人を対象に1か月間のセックス回数を調べたところ、最多は「なかった」(35%)だった。既婚者では男性28%、女性34%が同様に答え、3割の夫婦がセックスレス傾向にあることが分かった。

 日本性科学会では、特別な事情がないのに性的なかかわりが1か月以上ない場合を「セックスレス」と定義する。

 大川さんによると、長年、セックスの決定権は男性が握り、女性は不満があっても「お勤めだから」と口をつぐんできた。

 ところが、90年代に入り、徐々に性がオープンに語られ始めると、嫌なことには「ノー」と言える女性が出てきた。「最近ではもう一歩進み、男性に意見を言ったり、要望を伝えたりできる女性が登場してきた。ようやく『性』の場面でも男女が対等になりつつあるのに、肝心の男性が女性の言葉を気楽に受け止められず、身を引いてしまっている」と指摘する。

 特に性能力に自信が揺らぎ始めた中高年男性の場合は、何気ない言葉に傷付きやすいという。ネット上などで性の相談を受けている「夫婦仲相談所」所長の二松まゆみさんのもとには、毎月約200件の相談メールが寄せられる。その7割がセックスレスに悩む妻からだ。年々増えており、内容も深刻化しているという。

 「社会全体では男女が共に協力する場面が増えているのに、寝室では今なお、控えめで従順な女性を求める保守的な男性が多い。『性』に柔軟性を持ち始めた女性とのギャップは広がっている」と二松さんは話す。

 「性」の要望を伝え始めた女性側にもコミュニケーションの配慮は欠かせない。男性も背を向けるだけが、答えではないはずだ。

(2006年7月14日 読売新聞)
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by mikey2010 | 2006-08-26 17:23 | *_*漢-オトコ-部屋