闘うサラリーマンことmikeyが興味を持つものが日々綴られてゆく情報ポータルブログです。2010年のセミリタイアライフを目指し日々奮闘中!さらなる出会いを求めてミクシィ始めました。ミクシィネイムはmarioです。


by mikey2010
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(2)親娘同居 彼がお泊まり

◆戸惑う父、イヤと言えず

「頭の中が真っ白になっちゃったよ」

 昨年、高校3年生だった長女(18)は、夕食後の食卓で同い年の彼とのファーストキス体験を照れながら話した。東京都内の主婦、マリさん(47、仮名)は胸が弾んだ。娘にできた初めての彼。デートの度に「こっちの服が似合う」「リップは付けすぎない方が無難」と母娘で騒いだ。

 交際の進展に備え、マリさんは娘に「初体験」へのアドバイスもした。

 「愛する人とのセックスはすてきなこと。だからこそ、安いホテルで隠れるようにするのではなく、自分の部屋を使うことを勧めるよ」

 娘にはあきれられたが、性に悩んだ時は相談相手になってやりたい。だからこそ、セックスは悪いことじゃない、と伝えたかったのだとマリさんは言う。

 親子間でタブーとされてきた子どもの「性」。その“文化”が崩れつつある。マリさんのように親が積極的にかかわる例は少数で、多くは親が子どもに遠慮するあまり、タブーの壁が破られている。

 東京都内で両親と暮らす私立大4年のミカさん(22、仮名)の部屋には、交際5年になる同学年の彼(21)が月に1、2度、「お泊まり」にやって来る。3年前からの習慣で、デートで遅くなった夜に特に多い。

 居間でくつろぐ会社員の父(54)と主婦の母(51)に「ただいま」「お邪魔します」とそれぞれ声をかける。「彼を気に入っている」という両親からは、「お帰り」「いらっしゃい」という言葉が返ってくる。

 その後は2人で入浴し、ミカさんの部屋にこもる。寝るのはシングルベッド。落ちないように抱き合って眠る。

 「周りの友達も、自宅通学している彼の部屋に泊まりにいっている。普通だと思う」とミカさん。「どうしてこうなっちゃったのかしら」と母親が漏らすのを聞いたことはあるが、両親から厳しくとがめられたり、嫌な顔をされたりしたことはない。「だから『ま、いいか』と思って」と屈託はない。

 東京都内に住む男性会社員(57)の長女(29)は、大学生だったころ、同い年の彼と自分の部屋で一緒に暮らしていたことがあった。「本音を言えばイヤだったけど、娘の意思もある。あれこれ言うのもどうかと思って黙っていた」と、男性会社員は言う。

 「一見物わかりがいいようだが、どの段階でどの程度のことを言えばいいか分からず、戸惑っている親が多い」と放送大教授の宮本みち子さん(青年社会学)はみる。立ち入るとやっかいだからと、子どもとのかかわりを放棄する親もいる。それを子どもは「認められた」と受け取る。

 全国高等学校PTA連合会(東京)は昨年、高校2年生と保護者約1万人に、「高校生が性関係を持つことをどう思うか」を聞いた。結果は、「かまわない」と答えた父親が14%、母親が4%だったのに対し、子ども側は男子79%、女子74%と高かった。親の思いが子どもには伝わっていない現状が見える。

 同連合会事務局長の渡辺孝雄さんは「意見の相違や批判を恐れず、親は子に自分の考えを日ごろから伝えることが大事なのでは」と話す。

 子どもが堂々と家に「性」を持ち込む風景は、今後、広がっていくのだろうか。

(2006年7月12日 読売新聞)
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by mikey2010 | 2006-08-26 17:25 | *_*漢-オトコ-部屋