人気ブログランキング | 話題のタグを見る

闘うサラリーマンことmikeyが興味を持つものが日々綴られてゆく情報ポータルブログです。2010年のセミリタイアライフを目指し日々奮闘中!さらなる出会いを求めてミクシィ始めました。ミクシィネイムはmarioです。


by mikey2010
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

怒りのイチロー「もう新喜劇みたい」

2006年7月10日(月) 10時14分 日刊スポーツ
<タイガース2-1マリナーズ>◇8日◇セーフコフィールド
 【シアトル(米ワシントン州)8日(日本時間9日)=四竈衛、木崎英夫通信員】下降線をたどるマリナーズが、今季2度目の6連敗を喫し、地区最下位に転落した。「1番・指名打者」で出場したイチロー外野手(32)が、同点機にファウルチップを空振り三振とコールされるなど、球審が「誤審」を連発。猛抗議したハーグローブ監督が退場処分を受ける展開となり、マ軍は1点差で敗れた。また、2試合連続無安打に終わった城島健司捕手(30)は、1日に生まれた次男と家族に会うため、球宴休みを利用して、ひと足先に9日から一時帰国することになった。
 怒気を含んだような眼光だった。1点を追う5回裏1死三塁。カウント2-1からのスイング後、通常の「ファウル」と同じように打席に戻ろうとしたイチローは一瞬、ぼうぜんとした。バレット球審のコールは、なんと「空振り」。イチロー自身が抗議し、ベンチからはハーグローブ監督も飛び出した。その後、4審判で協議しても、判定は覆らない。球審に対する大ブーイングの中、イチローは2度、3度と、球審をにらみつけるように振り返りながらベンチへ引き揚げた。
 イチロー もう、新喜劇みたいになってきましたね。当たってるのを当たってない、当たってないのを当たった、って言うんですから。(球審は)大阪生まれじゃないの。
 もちろん「大阪生まれ」が問題なのではない。イチローへの判定後、6回裏にはイバニエスのハーフスイングを、同球審がファウルチップの三振(捕手が捕球)と判定。イバネスが抗議しても、ハーグローブ監督が退場になるほど詰め寄っても、ムダだった。メジャーの真剣勝負の場で連続した、怒りを通り越して笑ってしまうような判定を、イチローは「新喜劇」に例えて強烈に皮肉る以外になかった。ただ、これまで何度も判定に泣かされたイチローの怒りの矛先は、何も判定技術だけではなかった。
 イチロー 当たっていないのに当たったかのように見せている選手と思われているのが、情けなかったんです。
 もしバットに感触が残っていなければ「振り逃げ」で一塁へ走る。だからこそ、審判を欺くような行為と受け取られたことが、何よりもイチローには我慢がならなかった。それでも、直後の第4打席にはイラつきを引きずることなく中前へ運んだ。
 イチロー あの瞬間は熱くなりますよ。でも、過ぎたことに対して、ボクは人から見ると冷たいぐらい、そういう感覚なんです。冷めた感じで見てる自分がいますから。
 1-2で敗れたマ軍は今季ワーストタイの6連敗。地区最下位に転落した。判定への憤りも、自軍へのふがいなさも、試合後のイチローは、苦笑の中に包み隠していた。
[ 7月10日 10時14分 更新 ]
by mikey2010 | 2006-07-10 14:50 | *_*雑記帳