2007.03.20
2007年 03月 20日
東証大引け・続伸
――米株高好感、売買代金は1カ月ぶり低水準
20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日比153円65銭(0.90%)高の1万7163円20銭で引けた。前日19日の米株式相場の上昇や円相場が下落していることなどを手掛かりに主力株の一角が上昇。海外での銀行再編の動きを受け大手銀行株が堅調だったことで投資家心理が改善し、前場には250円強上昇する場面があった。ただ、後場に入ると様子見ムードが強まり、値動きは次第に限られた。東証株価指数(TOPIX)も続伸した。
後場は方向感が限られた。あすの休場を控えていることで利益を確定する動きがあったほか、福井俊彦日銀総裁の会見や米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとして積極的な売買を控える市場関係者が増えた。一方、3月期末の配当取りなど下値を買う動きは根強く相場を支えた。
東証1部の売買代金は概算で2兆6657億円で2月19日以来1カ月ぶりの低水準。売買高は19億100万株で1月19日以来2カ月ぶりの低水準だった。値上がり銘柄数は1194、値下がりは426、変わらずは111銘柄だった。
業種別東証株価指数(TOPIX、全33業種)は、不動産や海運など26業種が上昇。一方、水産や金属製品など7業種が安くなった。
個別銘柄ではファナックやファストリ、武田が上昇、三井不や菱地所も高い。三菱UFJやみずほFGが堅調で、トヨタやホンダもしっかり。半面、朝方に昨年来高値を更新した三菱重が下げに転じ、新日鉄やJFE、住友鉱などが売られた。TDKやソニー、日立も安い。
東証2部株価指数は3営業日ぶりに上昇し、4200台を回復した。STECHや小杉産、EMシステム、ニチモが上昇。半面、中外鉱やアサックス、プリヴェ投資、アーレスティが売られた。〔NQN〕
(3/20 15:33)
by mikey2010
| 2007-03-20 22:29
| *_*投資Diary