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by mikey2010
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2007.03.09

ノンバンク、値がさハイテク株など買われ、平均株価は73円高と続伸


 9日後場の東京株式市場では、売り先行後に引き締まった。お昼の立ち会い外バスケット取引でやや売り決め優勢の流れから、平均株価は前場安値を下回り、午後零時34分に1万7100円74銭(前日比21円17銭高)まで弱含んだ。その後はノンバンク、証券、不動産や、指数寄与度の高い値がさハイテク株などが買い進まれ、同1時8分には1万7201円43銭(同111円12銭高)まで値を戻した。株価指数先物・オプション3月物のメジャーSQ(特別清算指数)算出を無事通過し、1月機械受注の好数値や、円安推移を改めて見直すとの見方も指摘された。ただ、今晩発表の2月米雇用統計を見極めたいとの空気は強く、引けにかけ上値が重くなった。
 市場では、「前日比では強いが、SQ値(1万7290円65銭)比較では重い。アジア全般にさえず、週末、米雇用統計を控え、まだ疑心暗鬼。米景気が弱く、利下げ方向に動けば、再び円高を誘発し、ハイテク株外しが想定される」(米系証券)、「マネーの流れが実際に逆転したか否かが読み切れず、相場の方向性を即断できない」(欧州系証券)、「現物はしっかりしているが、先物需給はよろしくなく、不透明感が強い」(中堅証券)などの声が聞かれた。平均株価は終値で前日比73円73銭高の1万7164円4銭と続伸。東証1部の騰落銘柄数は値上がり929、値下がり664。出来高は31億9080万株(うちSQ分は概算8億5000万株)。売買代金は4兆7580億円(同1兆5000億円)。東京外国為替市場では、1ドル=117円台前半(前日終値は116円60銭)で取引されている。
 親会社ダイエーが保有株のうち30%程度を売却方向と伝えられたOMCカードがストップ高比例配分。業界再編思惑から、クレセゾン、ジャックス、ポケットCなど他のクレジットカード関連株も上値追い。アイフル、アコム、プロミス、クレディアも一段高するなどノンバンク株が買い進まれ、東証の業種別株価指数でその他金融は値上がり率トップを維持。野村、大和証G、丸三証、松井証などの証券株も引き締まった。三井住友、みずほ、りそなHDなどの大手銀行株が強含み、常陽銀、群馬銀、福岡銀、静岡銀、京都銀などの地銀株もしっかり。公示地価の発表を今月下旬に控え、09年3月期にもマンション発売戸数7000戸に拡大と伝えられた住友不をはじめ、菱地所、三井不、ゴールドクレなどの不動産株も上昇。米ハイテク高や、円安推移を映し、ソニー、東エレク、エルピーダ、ミツミが次第高となり、キヤノン、アドバンテス、東精密は底堅く推移するなど値がさハイテク株にも買いが継続した。ヤフーは小甘いが、ソフトバンクは堅調。個別では、ドワンゴ、インボイスがストップ高比例配分。午後4時30分に丸紅、イオンと共同で資本・業務提携に関する記者会見を行う予定のダイエーや、イオンディラ、TBS、石原産なども高い。
 半面、大王紙、王子紙、日本紙、特種紙、北越紙などの紙・パルプ株が引き続き軟調。国際帝石、石油資源などの資源開発株が停滞し、日水、ニチロ、マルハ本社、極洋などの水産株もさえない。三菱倉、住友倉、上組、近鉄エクスなど倉庫・運輸関連株の一角にも売りが継続した。個別では、博報堂DYが次第安に値下がり率トップ。大東建、紀文ケミ、きんでん、積水化、ジェイコムなども安い。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:株式新聞社
by mikey2010 | 2007-03-09 23:57 | *_*投資Diary