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by mikey2010
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2007.03.07

ハイテク株中心に売り継続、平均株価は79円安と反落



 7日後場の東京株式市場では、買い一巡後に再び地合いが軟化した。アジア株式高を受け、買いが先行し、平均株価は午後1時9分に1万6923円17銭(前日比78円67銭高)まで値を戻した。その後は「株価指数先物売りにインデックス売りのパターン」(準大手証券)となり、再び下げに転じた。新日鉄に大口売りが出て大手鉄鋼株が値を消したことも投資家心理の後退につながり、同2時28分には1万6731円77銭(同123円73銭安)まで下押す場面があった。あすの株価指数先物・オプション3月物の最終取引、明後日のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、期先物へのロールオーバー(乗り換え)が進む一方、裁定解消売りが指摘された。中でハイテク株中心に売りが継続し、現物株指数安につながった。
 市場では、「きのうの反発には意味がある。昨年6月安値と11月安値を結ぶトレンドラインの延長線に5日安値があり、上昇波動は維持されている。円キャリートレードの巻き戻し懸念はあるが、不安心理が高まる時こそテクニカルが役に立つ」(準大手証券)、「現物と先物との逆ザヤ現象が恒常化し、裁定解消売りがマーケットに悪影響を与えている。現物にも大口の爆弾が降ってくる相場だ」(中堅証券)との声が聞かれた。平均株価は終値で前日比79円88銭安の1万6764円62銭と反落した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり768、値下がり817。出来高は30億3831万株。売買代金は3兆7951億円。東京外国為替市場では、1ドル=116円台前半(前日終値は116円37銭)で取引されている。
 米景気後退懸念が指摘され、キヤノン、HOYA、東エレク、東精密が次第安。TDK、ソニー、京セラは停滞するなど値がさハイテク株に売りが継続した。出来高トップの新日鉄をはじめ、住金、神戸鋼、JFEなど大手鉄鋼株も利益確定売りに値を消した。みずほグループ中心に資本増強を要請したオリコが昨年来安値を切り下げ、値下がり率トップのまま。UFJニコス、OMCカード、クレセゾン、イオンクレなどのノンバンク株も下げ基調を強め、三菱UFJ、三井住友、住友信託などの大手銀行株もさえない。ブリヂス、住友ゴム、浜ゴムなどのタイヤ株も引き続き軟調。ソフトバンク、ヤフーも小甘い。個別では、三菱UFJがTOB(株式公開買い付け)決議できのうのストップ高比例配分のKABU.Cは利益確定売りが続き、停滞。黒田電、大気社、ドリームI、NECエレなども安い。
 半面、公示地価の発表を控え、住友不、菱地所、三井不、ゴールドクレ、レオパレスなど不動産株が継続物色された。三菱倉、住友倉、渋沢倉などの倉庫株や、JR東海、東急、小田急、富士急などの電鉄株も堅調。NY原油先物高を受け、国際帝石、石油資源、東燃ゼネなど石油関連株の一角もしっかり。個別では、貸借取引で注意喚起の丸栄が底堅く、値上がり率トップを維持。米投資会社TPGと資本・事業提携のタカラトミー、消費期限切れ原材料使用問題の責任で桜井社長を除く全役員が退任見通しの不二家、欧州系証券が目標株価2万1000円に引き上げ観測の日テレや、パルコ、河合楽、Uアローズなども高い。

[ 株式新聞速報ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:株式新聞社
by mikey2010 | 2007-03-07 23:53 | *_*投資Diary