株価指数先物・オプション・大引け反落、後場はこう着感強める 17日の日経平均先物9月物は反落。終値は前週末比60円安の1万8210円だった。売買高は6万4122枚。前週末13日の大幅上昇で6月20日に付けた中心限月ベースの年初来高値(1万8320円)に接近したことから、利益確定や戻り待ちの売りが先行した。前日に発生した新潟県中越沖地震について「影響を見極めたい」(国内証券)との見方から買いを手控える投資家も多かった。ただ、下値では根強い企業収益への期待感から買いが入り、16日のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の9月物清算値(1万8195円)近辺では下げ渋った。
後場に入ると、手掛かり難から1万8200円台前半の小安い水準で膠着(こうちゃく)感を強めた。日通しの値幅は80円と小幅にとどまった。指し値で1件あたり500枚前後の大口売買が断続的に見られたものの、市場では短期筋の売買との見方が優勢で、大口売買に追随する動きは限定的だった。
シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物9月物は前週末の清算値に比べ5円安の1万8225円で取引を終えた。
TOPIX先物9月物も反落。終値は前週末比7.5ポイント安の1775.5で、売買高は3万9397枚だった。日経300先物9月物は上昇した。
日経平均オプション8月物は、コールの売りが目立った。商いは総じて低調だった。〔NQN〕
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様子見ムード強く、小反落 17日の日経平均株価は小反落。日本株市場の3連休中の米国株市場は堅調推移となり、寄付き直後こそ前週末高値(18268円)を上回る場面もあった。しかし、その後は為替市場での円安一服や16日に発生した新潟県中越沖地震での被害が懸念され、様子見ムードの強い展開となった。前場中ごろには日経平均株価は一時18167円まで下落したが、下値圏では押し目買い意欲の強さもみられ、後場寄り直後には18200円台を回復。その後は米インテルの4―6月期決算を控えていることもあり、大引けにかけて膠着感を強める展開となった。大引け概算の日経平均株価は前日比21.68円安の18217.27円。東証1部市場の売買高は2053.07百万株、売買代金は2兆8283.77億円。騰落銘柄数は値上がり603、値下がり992、変わらず134。業種別では33業種中、値上がり16業種、値下がり17業種。海運業、非鉄金属、卸売業などが上昇した反面、保険業、その他製品などが下落。個別では双日(2768)、丸紅(8002)、第一船(9132)がボリュームを伴って上昇したほか、シルバオクス(8024)がストップ高買い気配で引けた。一方、三井住友FG(8316)、丸山製(6316)などの下げが目立った。
【株式会社フィスコ】
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東証大引け・小反落、後場は底堅く推移――中越沖地震も重しに
3連休明けとなる17日の東京株式市場で日経平均株価は小反落。終値は前週末13日終値に比べ21円68銭(0.12%)安の1万8217円27銭だった。小高く始まったもののすぐに下げに転じ、その後は終日安い水準での推移が続いた。前週末に急伸した反動や高値警戒感から利益確定売りが出やすかったほか、外国為替市場でやや円相場が上昇していることも重しになり、時価総額上位の主力株の一角が売られた。もっとも、好業績が見込まれる資源関連株への物色意欲は旺盛で、後場は底堅い展開だった。東証株価指数(TOPIX)も反落。
米株式市場でダウ工業株30種平均が前週末13日、前日16日と連日で最高値を更新したが、ナスダック総合株価指数が方向感に乏しかったこともあって好感した買いは限られた。16日午前に発生した新潟県中越沖地震で大きな被害が出たことが投資家心理の重しになったほか、日本時間今晩に米インテルの4―6月期決算発表を控えることも見送り気分につながったという。
東証1部の売買代金は概算で2兆8283億円、売買高は同20億5307万株。東証1部の値下がり銘柄数は992、値上がりは603、変わらずは134だった。
トヨタが売買を伴って下落。三菱UFJ、三井住友FG、野村、コマツ、キヤノン、みずほFG、日産自、信越化が売られ、地震による原子力発電所のトラブルを嫌気した売りで東電が下落。家屋倒壊による保険金支払い増の懸念から保険株も下げた。サンエーイン、信越ポリ、石井鉄、パシフィック、グッドウィル、木村化、丸山製が大幅安。半面、丸紅が17年ぶりに上場来高値を更新。双日、住友鉱、東レ、三井物、三菱商、住友商、新日鉄、第一汽が買われた。地震の復興関連との思惑で植木組が値幅制限の上限(ストップ高)まで上昇、丸紅リ、北野建、東北ミサワが上げた。
東証2部株価指数は反落。STECH、トウアバ、日ギア、日精機、オーバルが下げた。半面、明星電、上毛、ビルト工が上げた。〔NQN〕
(7/17 15:22)
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材料株の中でも業績期待のある銘柄に
日経平均は小幅下落。45.70円安の18193.25円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。連休中の米国市場ではNYダウが連日で史上最高値を更新するものの、シカゴ先物は低迷していたこともあり、方向感の掴みづらい展開となっている。買い先行で始まった日経平均は年初来高値レベルでの戻り売り圧力などもあり、その後じりじりと上げ幅を縮め下げに転じている。ただ、バスケット買い観測など下値では買いが入っている状況であり、下値も堅い。
東証1部の騰落銘柄は値上がり608に対して値下がり968、変わらず147と、値下がりが全体の6割近くを占めている。また、規模別株価指数では大型株指数の下げが目立っており、トヨタ、ホンダなど自動車セクターや、ノンバンク、銀行などの下げが目立つ。一方、丸紅が史上最高値を更新するなど商社株が堅調。商船、川崎汽など海運株が全面高となっている。そのほか東洋炭素の上方修正を受けて東海カーボン、日本カーボンが大幅高。石油、鉄鋼株は小幅ながら軒並み値を上げている。
日経平均は膠着となっているが、年初来高値レベルではこれまでも戻り売りに押されている面もあり、上値の重さはそれほど嫌気されていないと考えられる。また、米半導体製造装置ノベラスが予想上回る決算を発表したものの時間外で冴えない動きをみせており、今晩予定されているインテル、ヤフーの決算を見極めたいムードもありそうだ。また、原油価格の上昇基調、為替の円高基調も買いを手控えさせている。そのため値幅取り資金は強い銘柄に集中する流れを強めており、商社、海運のほか鉄鋼、非鉄、ガラス土石セクターなど素材株に向かいやすい状況。
地震を受けて復興関連の一角が物色されているが、あくまでも短期スタンスと考えられ、四半期決算が本格化する中で業績に対する注目度が高まることもあり、商社、海運、素材株株などが引き続き物色対象と考えられる。また、セイコーHDが強い動きをみせているが、ユーロ高を背景に欧州比率の高い銘柄を探る動きも強まる可能性はありそうだ。そのほか、日経平均が膠着感を強めており、材料株の中でも業績期待のある銘柄に絞られよう。(村瀬智一)
【株式会社フィスコ】
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